【神奈川新聞】津波対策で逗子市全域に標高表示シール掲示/神奈川

神奈川県逗子市で、全域に標高表示シールが掲示されることと、2012年度に津波ハザードマップと土砂災害ハザードマップの作成を予定していることが報じられています。


津波対策で逗子市全域に標高表示シール掲示/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ — 神奈川新聞社

逗子市は、東日本大震災の発生を受けた津波対策の一環として作成した標高表示の掲示を進めている。市内全域の街路灯や掲示板などに約450枚の標高表示シールを張り付ける。

 標高表示シールは、県の津波浸水予測図の素案が示され、浸水想定域がこれまでを大きく上回るだけでなく、津波の高さも倍以上と想定されることから、市が新たに導入した。津波警報などの発令で市民が避難する際に役立ててもらう狙い。

 シールは青色で縦60センチ、横12センチの大きさ。標高と最寄りの避難先、避難経路が白抜き文字で記されている。昨年12月から張り付け作業を始め、半分以上を張り終えたという。市は2012年度、津波ハザードマップと土砂災害ハザードマップの作成を予定しているほか、7月の津波避難訓練を県と連携して実施する方針。